2019
2
Nov

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良寛暦

長岡市美術協会会員の和田さんが作成した令和二年の良寛暦です。

現在は出雲崎の良寛記念館で販売されています。すごいのは印刷ではなく、一枚一枚手刷りのものもあるとのこと。気合が入っています!(多少手作り感はありますが、そこがまた良いところです)

今回いただいた暦は印刷版ですが、特殊な用紙を使用しています。

ほのぼのした絵柄もいい味出しています。

文字も彫っています。字体も良寛ファンならばムフフとなる字体とのことです。

この文字を彫るだけでもすごいテクニックです。

色が所々に入っています。決して白黒だけではないところと、色のチョイスが流石です。

いい味出しています。

なんと、カレンダーである以上、月日の表示が必要なのですが、月日もすべて手彫りというこだわり。

この発想はなかった。縦に曜日が並んでいる。
良寛さんの字は細いらしく、本来はこのくらいの細さとのこと。

曜日の赤色はそのまま塗ると強く出てしまうため、裏から塗って表ににじませるというテクニック。プリントしたものでも手作業を入れています。

裏に色を塗り、表ににじませる。

テクニックもさることながら、ほのぼのした感じが素敵なカレンダーです。

出雲崎の良寛記念館で販売中。価格は¥2,000~¥3,000