あの時、私は世界の終わりを見た。それは【小学生で起こった出来事だった・・・】

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世界の終わり

私はこれまでの人生の中で
『もう世界の終わりだ・・・』
と思ったことが2回ありました。

そのうちの1つが小学生時代でした。

世界の終わりを感じるのが早すぎると思いましたか?
私も今考えてみれば、
なんて早い時期に世界の終わりを感じたんだと思います。

しかし今では貴重な体験だったとも思っています。

私は幼稚園の頃は美術クラブにいました。
先生が嫌がるぐらい時間外まで描き続けているような子でした。
他に、エレクトーンも同時に習っていました。
母に連れられ電車で通っていました。
母は私を音大に行かせた方ようです・・・汗

音楽教室に通っていた小学生時代

小学生になってもエレクトーンは続けていたのですが
途中で先生が目の病気になり、
なかなかエレクトーンを教えてくれる教室が見つからず
ピアノを習うことになりました。

ただピアノは大嫌いで・・・

あまりエレクトーンを知らない方に
ピアノとの違いを軽く説明しますと

エレクトーンは右手鍵盤、左手鍵盤、足鍵盤と3つの鍵盤があり
たくさんのボタンが周りについていて音を変えたり、
リズムを変えたりと、その音やリズムなどの組み合わせを変えながら
演奏していく楽器です。
1人でバンドやオーケストラをやるというイメージです。
ピアノよりもどちらかというとキーボードに近いです。

電子ピアノは別ですが、
ピアノは基本的に1列の鍵盤をそのピアノの音で演奏しますよね。

あと、どちらも発表会があったのですが
エレクトーンの発表会は楽譜を見ながら演奏できたのですが
ピアノはまさかの暗譜でした・・・・
記憶力の悪い私には地獄のような課題でした。

そう!
まさにこのピアノの発表会で
私は人生初の世界の終わりを見たのです。

小学校6年生、そこで見た景色

ピアノの発表会のため先生に支持された曲を練習していました。
私は好きな曲の上達は早く、
嫌いな曲の上達はかなり遅かったのですが
まさに先生に指定された曲は私好みのものではなく
なかなか上達しない日々でした。

先生に「この曲は嫌いなのか?」と問われ
私は「嫌い」とも言えず黙ってしまったことを覚えています。

発表会の日は近づいていくばかりで
私も必死で練習しました。
そして苦手な暗譜も頑張りました。

なんとか発表会までに暗譜をしながら最後まで弾けるようになり
本番を迎えることができました。

発表会当日、ついにその時がきた!

ピアノの発表会はホールで行われ
お客さんもたくさんいました。

他の人がステージで弾いているときは
私たちも客席から見ているのですが
自分が演奏する何人か前に声をかけられステージ脇で待機します。

何よりも1番緊張するのがこの袖で待機しているときです。
どんどん私よりも前の子がステージと行っていきます。
順番が近ずくに連れて心臓のドキドキが大きくなっていくのを感じました。

そしてついに来た自分の番!!
ステージに出て行き、会場にいる観客の人たちに向かって一礼をして
ピアノの椅子に座ります。

一息ついてから弾き始め1小節、2小節・・・
どんどん頭の中にある楽譜に合わせて音が流れて行きます。

1ページ、2ページあたりまで進み
いざ3ページに差しかかろうとしている時・・・
事件は起こりました。

そう、そこで私は人生1度目の世界の終わりを経験したのです。

まるで世界の終わりのような景色

まさかの、ピアノを弾いている手が止まってしまったのです。

会場中が静まり返り、
このホールには誰もいないのではないかという感覚
でした。

その場にいた私は物凄い時間が経っている気がしていました。
頭の中は真っ白で、パニック状態
母の顔や先生の顔、実際に見ていたかは定かではないですが
そこの会場にいる人たちの哀れんでいるような不安げな表情が
いくつも浮かんできました。

早くこの場から立ち去りたい、ここから逃げてしまいたい
そう思っていました。

どうしたらいいのかわからず、
なんとか最初から弾き始めました。

もう弾き方はぐちゃぐちゃで、リズムはバラバラ
音の強弱もバラバラな状態でした。
弾き終えて観客席に向かってまた1礼をし、
ステージから去って行きました。

やりきった感はなく、ただただ客席に戻ることが恥ずかしく、
うつむき状態でした。


帰り道、母も私も無言でした。
その時なんという言葉を発していいのかわかりませんでした。

その後ピアノは中学生に入学するとともにやめました。

これを読んで、
「なんだそんなことで」とか「たいしたことないじゃん」
とか思う方もいらっしゃるかと思いますが
その通りだとも思います。

私も今思い返せば『世界の終わりだ』
と思うほどのことではなかったかなと思えています。

{単純にステージの上で楽譜がすっ飛んでしまい
引いている手が止まってしまっただけで、
最初から弾き直せたのだからよかったじゃないか。}

ぐらいに思っています。

ただ、当時小学生だった私からしたら
とてつもない事件でした。
たくさんの人がいるはずのホールが静まり返って、
ステージに小学生が一人、
私はさらし者状態だったのですから。

今はその経験が自分を勇敢に、
そして嫌なことは先に嫌だと主張した方がいいと思っています。

自分の意見を押し殺すのではなく
ちゃんと主張して相手に伝えた方がいいと思っています。

あと、会話や発言する場所で
多少スベっても乗り切れるようになりました。笑

『今思い返すとたいしたことではない』

それは当時とは見方や考え方が変わったから
そのように思えるのだと思います。


まだ経験の少ない小学生・・・

色々と経験してきた今、見方を変えてみれば
実はたいしたことじゃなかったとか、
その経験こそ今後活かせそうとか、
過去のマイナス体験をプラスに変えていけるかもしれません。
視点を変えて、今後の人生に生かしていけるといいですね。

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